
今年読んだ本を振り返る
はじめに
今年は自分にしては本を読めた年だったと思う。
理由は2つあって、1つ目は仕事で実践するために必要だと判断して行動したこと、2つ目は本を読んだ際に、一緒に読んで感想や考えをシェアできる人が出来たこと、だと思う。
読んだ本
チームトポロジー 価値あるソフトウェアをすばやく届ける適応型組織設計
内容は結構難しかった。
組織設計とソフトウェア設計において、「境界面」を見極めよというのが印象的。
エンジニアリングマネージャーのしごと ―チームが必要とするマネージャーになる方法
ストーリーベースで話が進み面白かった。
マネージャーの日々の仕事の分類は再度見直したい。
責任は説明責任と実行責任に分けられ、マネージャーが担当するのは説明責任の方であるという知見は今年の仕事に非常に活きた。 https://www.amazon.jp/dp/4873119944?ref=ppx_pop_mob_ap_share
アジャイルプラクティスガイドブック チームで成果を出すための開発技術の実践知
アジャイルのHowを詳しく解説してくれている。
アジャイル侍の次くらいに読むと良さそう。
https://www.amazon.jp/dp/4798176729?ref=ppx_pop_mob_ap_share
複雑な問題が一瞬でシンプルになる 2軸思考
思考の整理方の本。
これ系は無限にありそうで手を出さなかったが、お勧めされたので読んでみた。
ライト,ついてますか: 問題発見の人間学
本屋においてあって、少し読んで買った。
「ソフトウェア開発」に携わる人皆に是非読んでもらいたい。
なぜ解決しなければならないか、解決したあとに新しい問題は何かという視点で物事に対応できるようになる。
この本も今年の仕事に非常に活きた
「納品」をなくせばうまくいく
個人的にずっと抱えている、ソフトウェア開発現場で生じる歪みのようなものを明確に答えてくれた。
自分の中にある仮説の一つが答え合わせされた気持ちになった。
世界一流エンジニアの思考法 (文春e-book)
マイクロソフトで働くエンジニアがどのように仕事をしているか、どのように考えて仕事をしているかを事実ベースで述べている。
日本でアジャイル開発が浸透しずらい原因に、日本人の気質のようなものが関係してるのではないかと仮説を立てていたが、この本を読んで、大きく外れてはいないと思った。
ATLASSIAN アジャイルコーチ(本ではない)
本ではないが、体系的にアジャイルやスクラムについてまとまっていて、仕事で非常に参考になった。
スプリントプランニング中にチケットの詳細を確認する、といったアンチパターンを踏んでいた自分には非常に勉強になった。
https://www.atlassian.com/ja/agile
まとめ
どの本もおすすめできる良書だった。
実務にも活かせた知見がたくさんあるので、別の記事にまとめておきたい。
自分が本を紹介すると、一緒に読んで感想を共有してくれる友達に感謝しております。